Command-Fは、正しいPDFがすでに開いているときには最適です。しかし語句が40件の報告書、請求書、論文のどれにあるか分からない場合、同じ検索を一冊ずつ繰り返すのは現実的ではありません。
複数PDFの検索は順序を逆にします。先にフォルダを選び、語句を一度入力し、一致したPDFだけを開きます。テキスト層の有無、スキャンページのOCR、ページ位置の保持がポイントです。
対象フォルダを明確にする
ZipSeekで関連フォルダを選び、形式をPDFに絞り、特徴的な語句を入力します。本文の証拠だけが必要なら「本文のみ」を選び、ファイル名の偶然の一致を除きます。範囲を狭くするほど、初回に読むファイルも減ります。
安定したローカル資料がSpotlightに十分索引されているなら、まず標準検索でも構いません。ZipSeekは一時的な案件フォルダ、Office文書との混在、圧縮ファイル内のPDFに向きます。
スキャンだけOCRを使う
文字を選択できるページは通常のテキスト検索が可能です。選択できないスキャンページではOCRが必要です。「画像内のテキスト」を有効にすると、ネイティブテキストを優先し、候補画像にmacOS Visionを使います。
OCRは処理時間が増え、解像度や傾き、書体によって誤認識も起こります。デジタル生成PDFだけなら無効にし、重要な箇所は元ページで確認します。
ファイル名だけでなくページまで
ZipSeekは一致ごとにファイルパスとPDFページを保持し、選択すると右のプレビューでそのページを開きます。検索と位置確認のための機能であり、PDF編集、注釈、署名、墨消しの代わりではありません。
既知の1冊はプレビュー、索引済みの安定資料はFinderやSpotlight、明示した範囲・OCR・圧縮ファイル・混在文書が必要ならオンデマンド検索、と使い分けるのが効率的です。